12月6日(金)−中部は91%、北陸と九州で89%台全国でんき予報2013冬

今週に入ってから全国各地の天候はほとんど変わっていない。12月6日(金)も太平洋側は晴天、日本海側は雨模様の1日になる。北海道と東北の一部で雪が降り、電力需要は前日よりも少し増える。需給率を見ると、中部で引き続き90%を超えるほか、北陸と九州でも89%台まで上昇する。

» 2013年12月06日 10時15分 公開
[石田雅也,スマートジャパン]

 5日(木)と比べてピーク時の最大需要電力が増えるのは、北海道、東北、北陸、九州の4地域である。最も伸び率が大きいのは北陸で、前日から15万kW増えて430万kWまで上昇する。これに伴って需給率は今週最高の89.4%になる。このほか九州でも18時台に89.1%の予想だ。

 北海道と東北は需要が増えても、まだ十分な供給力がある。両地域とも85%前後の安定した状態を維持する。ただし来週には気温が低下する予報が出ていて、17時台を中心に最大需要電力が大幅に増加する可能性がある。引き続き節電対策に努めたい。

12月6日の需給予測(各電力会社がWebサイトに掲載したデータから)

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