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» 2014年07月28日 16時50分 UPDATE

自然エネルギー:監視・保守・保険、3つのサービスが太陽光発電所に必要

太陽光発電システムを開発・販売するLooopは2014年7月28日、太陽光発電所の遠隔監視と保守管理、損害保険という3つのサービスを組み合わせた「まもるーぷ」を発表した。出力が200kWの場合のサービス料金は年間88万円。

[畑陽一郎,スマートジャパン]

 太陽光発電システムを開発・販売するLooopは2014年7月28日、太陽光発電所の遠隔監視と保守管理、損害保険という3つのサービスを組み合わせた「まもるーぷ」を発表した。2014年7月30日に発売する*1)

 サービス料金は発電所の設置条件によって異なるものの、4種類の出力別に参考となる料金を示した。出力が50kW未満の低圧連系の場合、遠隔監視と損害保険だけを提供し、価格は年間20万円。出力が200kWの場合は3つのサービスを含み同88万円。500kWでは同148万円、1MWでは同278万円である。200kW以上の場合、同社の3つのサービスを単独で契約した場合と比較して6〜8万円安価であるという。

*1) 2014年7月30日〜8月1日の3日間、太陽光発電に関する総合イベント「PV Japan 2014」で展示する予定。

みえるーぷをまず設置する

 まもるーぷサービスは同社の遠隔監視システム「みえるーぷ」の利用が前提となる(関連記事、図1)。太陽光発電所に設置するみえるーぷの本体は最大20台のパワーコンディショナーから発電量情報を3G回線経由で取得し、クラウドサーバに送信。顧客は専用のWebページ上で発電量などを監視できる。この他、パワーコンディショナーの障害といったアラート情報をメールで取得できる。日射計や温度計といったオプション機器を取り付け、情報を取得、保存できる。

yh20140728Looop_mamolooop_590px.jpg 図1 「まもるーぷ」を構成する3つのサービスの関係 出典:Looop

 保守管理サービス(O&Mサービス)は4項目からなる。監視と定期点検、障害対応、サイト管理だ。監視ではみえるーぷの機能を保守要員が利用する。

 定期点検では外観の目視点検をはじめ、I-Vカーブ診断や太陽電池モジュールのサーモグラフィによる診断、機器ごとの絶縁抵抗値測定、パワーコンディショナーの動作試験などを実施する。試験結果は定期点検報告書の形にまとめる。

 障害対応は、パワーコンディショナーや受発電設備を対象とするもの。修理・交換を含むサービスだ(内容により有償)。サイト管理はオプションで提供するサービス。除草作業や太陽電池モジュールの清掃、カメラによるモニタリング、電気主任技術者選定などを含む。

 まもるーぷに含まれる保険(損害保険)は、三井海上火災が提供する。天災と「いたずら」に起因する発電所本体部分への損害に対する補償と、同じく逸失売電利益に対する補償の他、発電所を所有・使用・管理する上での賠償責任に対する補償からなる。

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