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» 2015年06月15日 15時00分 UPDATE

電力供給サービス:小売り完全自由化をにらみ、新電力のビジネスを丸ごと支援するサービス (1/2)

2016年4月からスタートする電力小売全面自由化に向けて、NTTデータは新電力の事業立案から運営までを総合的にサポートする新サービスを発表した。NTTデータだけでなく、複数の企業と提携して包括的なサービスを展開する。

[陰山遼将,スマートジャパン]

 NTTデータは2015年6月11日、同日より新電力向けのトータルサポートサービスを開始すると発表した(図1)。事業立ち上げ前のコンサルティングサービス、電力事業に必要となるアプリケーションプラットフォームの提供、コールセンターや収納代行などのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスの3つを柱に、NTTデータグループおよび他社との協業より幅広いサービスを展開していく。

rk_150612_ntt01.jpg 図1 NTTデータが展開する新電力向けサービスの概要 出典:NTTデータ

NTTデータグループのノウハウを活用したコンサルティング

 コンサルティング分野では、NTTデータ研究所、クニエと共同で、2016年4月からの電力小売全面自由化により新たに電力市場に参入する新電力に対して、事業戦略の立案や実行支援、システム導入までを総合的に支援するサービスを提供する(図2)。NTTデータグループのコンサルティング会社であるNTTデータ研究所とクニエが持つ、通信・エネルギー分野などでのノウハウを新電力向けに活用する狙いだ。

 スマートメーターの導入拡大やHEMSの普及により得られる電力使用データの活用など、今後拡大が見込まれる新たな電力ビジネス領域もサポートしていくという。3社共同で2015年度末までに15件の受注を目指すとしており、2016年4月の自由化開始後も継続的なサービスの提供やサービスメニューの拡大進めていく。

rk_150612_ntt02.jpg 図2 NTTデータ、NTTデータ研究所、クニエが提供するコンサルティングサービスの概要 出典:NTTデータ

 BPOサービスについては需要家からの申し込み受付や問い合わせ対応といったコールセンター業務、事務処理、収納代行、システム運用・保守など電力事業に求められるさまざまな領域をサポートする。さらに事業・顧客などの情報分析といった戦略立案型のアウトソーシングも提供可能だという。

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