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» 2016年08月22日 13時00分 UPDATE

太陽光:パワコンが原因の売電ロスを最小に、TMEICが遠隔監視サービス

実はパワコンにトラブルが起きていて、しっかりと売電できていなかったーー。こうした事態を避けるために有効なのがパワコンの遠隔監視サービスだ。パワコン大手のTMEICは9月から遠隔監視システムと保守サービスをセットにしたサービスの提供を開始する。

[陰山遼将,スマートジャパン]

 東芝三菱電機産業システム(以下、TMEIC)は2016年8月18日、太陽光発電所向けにパワーコンディショナーの遠隔監視サービスを開始すると発表した。同年9月から提供を開始し、パワーコンディショナーの停止などによる売電ロスの防止に貢献する。

 提供する遠隔監視サービスは、遠隔監視システム「TMPVTM Simple Monitor」と、保守サービスを組み合わせる。新規にTMEICのパワーコンディショナーを購入し、セットで保守サービスを契約したユーザーには、パワーコンディショナーに遠隔監視システム「TMPV Simple Monitor」を標準搭載して提供する(図1)。

 遠隔監視システムのTMPV Simple Monitorはパワーコンディショナーと接続して状態監視を行うもので、取得した状態情報はインターネット経由でクラウドサーバ上に移管し、管理する。ユーザー側は離れた場所からでもWeb経由でパワーコンディショナーの状況を確認可能だ。また、何か異常が発生した場合は、メール配信でユーザーに通知する機能を備える(図1)。

図1 提供する遠隔監視サービスのイメージ 出典:TMEIC

 保守サービスとしては、TMEICの専門技術者による365日24時間の遠隔監視による異常・故障の早期発見と、復旧支援サービスを提供する。パワーコンディショナーの異常に起因した太陽光発電所のダウンタイムを最小限に抑え、売電収入の安定化に貢献するとしている。なお、既にTMEIC製のパワーコンディショナーを仕様しているユーザーに対しても、同様の遠隔監視サービスを提供していく。

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