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» 2017年03月28日 07時00分 UPDATE

太陽光:続々登場する「太陽光発電向けガイドライン」、抑えておくべきポイント (1/3)

先ごろ新たに『太陽光発電システム保守点検ガイドライン』が公表されましたが、O&Mに関わるガイドラインの整備はまだ完全とは言えません。ガイドライン整備の現状と課題、今後の新ガイドライン公表予定をお知らせします(本記事は「O&M Japan」からの転載記事です)。

[O&M Japan,スマートジャパン]

この記事について

この記事は太陽光発電のO&Mに関する総合情報発信サイト「O&M Japan」に掲載された「注目!「事業計画策定ガイドライン」ほか各種ガイドラインの最新情報をチェック」のポイントを、スマートジャパン編集部で一部編集し、転載したものです(アイティメディアの表記ルールに基づいて原本から表記を一部変更しています)。


新たな保守点検ガイドラインが公表されたが……

 先ごろ、一般社団法人日本電機工業会(JEMA)と一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)の共同作成による新たなガイドライン「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」が公表されました。

 当ガイドラインは、太陽光発電システムのなかでも、特に電気関連システムの保守点検をメインにしており、IEC(国際電気標準会議)の基準・規格をもとに作成されています。表紙に「技術資料」という但し書きが明記されている通り、内容的にはかなり専門性の高い各種規格などの内容がメインになっており、どちらかというと専門知識を持っている技術者向けの資料といえます。

 したがって、当ガイドラインには、保守点検の「作業マニュアル」「点検マニュアル」のようなものはほとんど記載されておらず、現場の作業員にとってかならずしも分かりやすく実用的なものとはいえません。

 もちろんこうしたガイドラインも必要なのでしょうが、加えて、もっと現場寄りの、実際の作業手順などを分かりやすく解説するガイドラインの整備が求められています。

整備が進むガイドライン(クリックで拡大)

 では、上記のような現場寄りのガイドラインがまったくないかと言うと、そういうわけではありません。太陽光発電技術研究組合(PVTEC)によって「屋外環境化におけるI-V特性測定方法ガイドライン」(結晶シリコン太陽電池版)という資料が作成され、2016年12月15日に公表されています。

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