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» 2017年11月22日 11時00分 公開

自然エネルギー:水力発電所の電力を県内で地産地消、栃木県で「ふるさと電気」

栃木県内にある水力発電所の電力を、県内の事業者向けに提供する「とちぎふるさと電気」が登場。収益の一部は地域の環境保全事業に生かされるという。

[長町基,スマートジャパン]
「とちぎふるさと電気」のイメージキャラクター「とちまるくん」 出典:栃木県

 栃木県企業局と東京電力エナジーパートナー(東電EP)は2017年11月16日、栃木県が保有する水力発電所を電源とする地産地消型の電気料金メニュー「とちぎふるさと電気」を創設することについて、このほど基本合意書を締結したと発表した。

 とちぎふるさと電気は、栃木県内にある8カ所の県営水力発電所の電力を利用する。東電EPは、CO2フリーの環境付加価値を含んだ電気料金メニューとして栃木県内の事業者へ提供し、栃木県は、そのプレミアム価格分の収益を地域貢献に資する環境保全事業などに活用する。

 CO2排出量の削減に関心のある事業者は、事業活動を変えずにCO2排出量を削減することができ、加えて、栃木県による環境保全事業を通じて地域貢献に寄与することができる。

「とちぎふるさと電気」の概要 出典:栃木県

 東電EPは栃木県内の販売代理店を通じて申し込みの受付をこのほど開始し、2018年4月から電気の供給をスタートする。併せて栃木県は、2018年度から環境保全に関する事業を実施する。なお、事業の詳細については、2018年度当初予算編成の中で内容を固め、栃木県の当初予算公表時期に明らかにする予定だ。

 栃木県は環境保全事業をはじめとするさまざまな地域貢献施策を、東電EPはエネルギーの使用に関するさまざまな提案活動を通じて、栃木県内のCO2排出量削減を支援し、環境保全に貢献することを目指すとしている。

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