任天堂、生成AIに見解 「クリエイティブなこともできるが、知的財産権に関する問題なども」 株主総会で古川社長が言及
「生成AIは、よりクリエイティブなこともできるが、一方で、知的財産権に関する問題なども有している」──任天堂の古川俊太郎社長は、6月27日に開催した「第84期定時株主総会」にて、生成AIについて見解を話した。同社が7月1日に公開した株主総会での質疑応答をまとめた資料から明らかになった。
株主から上がった質問は「スマートフォンなどにAIを搭載する取り組みが進んでおり、日常生活におけるAIの存在感が高まることが期待される。任天堂のAIを活用した取り組みについて聞きたい」というもの。これに対して、任天堂の古川俊太郎社長は以下のように回答している。
「ゲーム業界においては、以前から敵キャラクターの動きなどにAIに近い技術が取り入れられてきたため、ゲーム開発とAI技術はもともと近い関係にあったと考えている。昨今話題になっている生成AIは、よりクリエイティブなこともできるが、一方で、知的財産権に関する問題なども有していると認識している」(古川社長)
続けて、任天堂にはこれまで積み上げてきた“顧客に最適なゲーム体験を作り続けてきたノウハウ”があると強調。「技術の発展に対しては柔軟な姿勢で対応しつつも、単純に技術だけでは生み出すことのできない当社ならではの価値を、これからも届けていきたい」(古川社長)と自社の考えを示した。
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