米Googleは5月20日(日本時間)、AIメモツール「NotebookLM」のスマートフォンアプリ(iOS/Android)の提供を始めた。共有アイコンからのソース追加や音声要約など、主要な機能を搭載した初期バージョンとして提供する。その他の機能は順次追加予定。リリース時点で、iOS 17.0/Android 10以降のOSに対応する。
NotebookLMは、WebサイトやPDFなど、ユーザーが「ソース」として読み込ませた情報をもとに、AIが質問に回答したり要約したりするサービス。これまではWebブラウザからの利用にのみ対応していた。
新しくリリースしたスマホアプリでは、WebサイトとPDF、YouTube動画を共有アイコンからNotebookLMのソースに追加できる。その他音声ファイルやテキストファイルなどソースの追加にも、近日中に対応するとみられる。
指定したソースをもとに、Podcastのような男女による対話形式での要約音声を生成する「音声概要」は、ダウンロードによるオフライン再生に対応。バックグラウンドでの再生もできるという。また、2人の対話に割り込み、質問したり説明を求めたりする機能も使える。
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