GMOインターネットグループは5月19日、従業員のAIスキル向上を目的に「GMO AIブースト支援金」を創設すると発表した。
グループ約8000人の従業員(「パートナー」と呼ぶ)に対し、生成AIサービス利用費用を、1人あたり最大1万円を目安にグループ各社が支援する。年間投資額は約10億円規模になる見込みだ。
自社開発のAI活用ツール「天秤AI Biz byGMO」の利用は必須とした上で、業務内容に応じ、チャットbotから画像生成AI、音楽生成AIなどを自由に選んで使える。ChatGPT Plus、Claude Pro、GitHub Copilot、Canvaなど計30種類をラインアップしている。
5月26日から運用を始め、6月13日からグループ全社での本格展開する計画。
同社は2025年3月時点で業務でのAI活用率が90%を突破しているという。「従業員一人一人のAI活用力をさらに高め、AIを使いこなせる人材への成長を支援する」目的で支援金を創設したと説明している。
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