エンジニア向けの転職サービス「Findy」を運営するファインディ(東京都品川区)は7月3日、テレビアニメ「ドラゴンボールZ」のキャラクターを起用したテレビコマーシャルを7日から放送すると発表した。同作に登場する天才発明家・ブルマが出演。同社は「つくることに挑む全てのエンジニアに向けたメッセージを発信する」と説明している。
なぜブルマを起用したのか。ファインディは「生成AIの進化で、コードを書くという行為そのものの価値が問い直されている」と背景を説明。ブルマは作中で「ドラゴンレーダー」などのアイテムを開発しており「技術によって“道なき道”を切り開いてきたその姿は、まさにAI時代におけるエンジニアの理想像ともいえる」と評している。
なお、Findyを利用するエンジニア605人に対して、直近半年間でAI技術・ツールの普及を受け、自身のキャリアを見直し、再検討する機会があったか聞いた。結果、約7割が「生成AIの普及をきっかけにキャリアを検討している」と回答。さらにそのうち8割以上が「AI活用に積極的な企業を志望する」と答えた。
また、AIツールの利用率について尋ねると、88.0%が何かしらのAIツールを業務利用していると判明。最も多かったのは「ChatGPT」(68.5%)で、次点で「GitHub Copilot」(48.4%)、「Gemini」(44.9%)と続いた。
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