米Googleは7月14日(現地時間)、AIメモアプリ「NotebookLM」に、新機能「featured notebooks」(注目のノートブック)を追加したと発表した。専門家が作成した厳選された「ノートブック」を誰でも閲覧できるようになる。「本日よりデスクトップユーザーに展開を開始する」としている。
ノートブックとは、特定のトピックやプロジェクトごとに情報をまとめ、その情報源に基づいてAIと対話するための独立した作業スペースのことだ。Googleは6月、このノートブックに一般公開機能を追加した。featured notebooksはこの公開機能で可能になったものだ。
まずは、米メディアのThe EconomistとThe Atlantic、著名な教授や作家のノートブック、シェークスピア作品のノートブックなどが公開されている。
他のノートブックと同様に、内容について質問したり、Podcastのような人気の「音声概要」を聴いたりすることができる。
本稿執筆現在、日本在住の筆者のNotebookLM(Proプラン)には「featured notebooks」ボタンは表示されないが、公式ブログのリンクから注目のノートブックを開くことはできる。開いたノートブックは設定を日本語にしていれば日本語で表示される。
Googleによると、ノートブック共有機能を追加して以来、14万件以上の公開ノートブックが作成された。
NotebookLMに一般公開機能 「リンクを知っていれば誰でも見られる」形で共有可能に
Google、「Gemini for Education」などの教育向けAIツール提供開始
NotebookLMの“中身”が進化 「Gemini 2.0 Flash」からアップデート
NotebookLM、“AIポッドキャスト”機能が日本語含む50以上の言語に対応 ソースから男女の会話を生成Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.