米Googleは6月3日までに、AIメモアプリ「NotebookLM」に一般公開機能を追加した。これまで、情報を集約した「ノートブック」を外部に共有する際は、閲覧権限を一人ずつ設定する必要があったが、新機能により「リンクを知っている人全員が閲覧できる」形で公開可能になった。
編集部で確認したところ、3日時点では一部の個人ユーザーで一般公開機能を利用可能になっていた。共有を受けた人は、ノートブック内の情報を確認したり、その内容についてチャットで聞いたりできる。ただしノートブックの編集者を追加する際は、これまで通り一人ずつ権限を設定する必要がある。
NotebookLMは大規模言語モデル「Gemini」を活用し、ユーザーが読み込ませた複数の情報ソースの中から望む情報を探したり、要約したり、音声化したりできるツール。DeNAの南場智子会長が利用していることでも話題になった他、ワークマンなど企業での導入も進んでいる。
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