中国ロボット企業のUBTECH Roboticsは7月17日(日本時間)、自律的にバッテリーを交換できる産業用人型ロボット「Walker S2」の映像を公開した。「24時間365日連続で稼働」とアピールしている。
Walker S2は、自動車の製造工場に導入されている同社の産業用人型ロボ「Walker S1」後継モデルとみられる。22日時点でスペックなどの詳細は明かしていないが、自律的にバッテリーを交換できる仕組みを新たに導入したという。
映像では、Walker S2がバッテリーを保管・充電しているとみられるラックの前まで二足歩行で移動する。ラックに背中を向け、両腕を後ろに回して背面にある使用済みのバッテリーを抜き出し、ラックの空き場所に挿入。そのまま両腕で新しいバッテリーをラックから取り出し、自身の背面にはめ込む様子が確認できる。
なお、バッテリーをつかむ手の部分は、人間の手を模した形状ではなく長方形の金属面になっており、左右からバッテリーを挟む形で取り外しと挿入をしている。
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