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人型ロボ、自力でバッテリーを交換 「24時間365日連続稼働」うたう 中国ロボット企業が動画公開

» 2025年07月22日 14時13分 公開
[ITmedia]

 中国ロボット企業のUBTECH Roboticsは7月17日(日本時間)、自律的にバッテリーを交換できる産業用人型ロボット「Walker S2」の映像を公開した。「24時間365日連続で稼働」とアピールしている。

 Walker S2は、自動車の製造工場に導入されている同社の産業用人型ロボ「Walker S1」後継モデルとみられる。22日時点でスペックなどの詳細は明かしていないが、自律的にバッテリーを交換できる仕組みを新たに導入したという。

 映像では、Walker S2がバッテリーを保管・充電しているとみられるラックの前まで二足歩行で移動する。ラックに背中を向け、両腕を後ろに回して背面にある使用済みのバッテリーを抜き出し、ラックの空き場所に挿入。そのまま両腕で新しいバッテリーをラックから取り出し、自身の背面にはめ込む様子が確認できる。

背面のバッテリーを取り外し、ラックへ(1/3)
背面のバッテリーを取り外し、ラックへ(2/3)
背面のバッテリーを取り外し、ラックへ(3/3)
新たなバッテリーをはめ込む(1/3)
新たなバッテリーをはめ込む(2/3)
新たなバッテリーをはめ込む(3/3)

 なお、バッテリーをつかむ手の部分は、人間の手を模した形状ではなく長方形の金属面になっており、左右からバッテリーを挟む形で取り外しと挿入をしている。

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