LayerXは9月2日、米NetflixやスウェーデンのSpotify、中国ByteDanceなどに出資してきた投資会社の米TCVなどから、シリーズBとして総額150億円を調達したと発表した。競争力のある報酬体系の構築などに活用する。
今回の大型調達では、TCVをリード投資家に、三菱UFJ銀行やジャフコグループ、投資会社の米Coreline Venturesなどからも資金を調達した。競争力のある報酬体系の構築に加え、人材採用の強化や、AIによる業務の効率化などに活用する。
LayerXは2018年に設立。AIを活用し、稟議や経費精算、勤怠管理といった業務をサポートするクラウドサービス「バクラク」などを展開している。
「東京都、本気でAIに向き合うぞ」――担当者が語る「東京都AI戦略」とは 行政ならではの使い所
生成AI×フローでレポート作成業務を半分以下に LayerXの“企業向けAIワークフロー”を使った三井物産クレジットコンサルティングに聞く
オルツの不正はなぜ起きた? 報告書・元社長の経歴を分析 「AI新興企業は“捕まっていない詐欺師”」と言わせないために
AI検索「Felo」開発元、総額15億円の資金調達 人員拡大、韓国・台湾への展開も
マンガ翻訳AIスタートアップに助成金2.9億円 NEDOがディープテック支援事業でCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.