博報堂DYホールディングスとHakuhodo DY ONEは10月9日、タレントのAIアバターとリアルタイムで1to1コミュニケーションできる「タレントAIアバタープラットフォーム」を構築し、社会実装に向けた取り組みを始めたと発表した。
タレントのイメージを守りつつ、不適切な言動を抑制する独自の「ガードレール」を設計したのが特徴だ。
Hakuhodo DY ONEの生成AI技術により、まるで本人と会話しているかのような没入感あふれる高品質なAIアバターを提供する。
博報堂DYグループのタレント事務所との信頼関係と、著作権・肖像権に関する知見をいかし、タレントや権利者の価値観、ブランドイメージをAIアバターの振る舞いに細かく反映しながら、不適切な言動を抑制する。
グループの横断のAI推進プロジェクトの一環として、提供、運用、権利管理にグループ内で一貫して対応。複雑な権利関係やクリエイティブ監修、システム運用もワンストップで担う。
イベント対応やオンライン接客、企業ブランディング、教育・啓発活動、行政サービスなどさまざまな用途への展開を想定している。
今後はタレント事務所との協業をさらに深め、音声や映像、SNS投稿など複合的な情報からタレントの個性を学習させることで、より表現力豊かなAIアバター開発を目指す。アニメやゲームのキャラクターといった多様なIPへの展開も進める。
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