コクヨは10月22日、オフィス空間の設計業務に画像生成AIを活用すると発表した。自社開発した画像生成AIツール「オフィススタイルAI」を、営業部門と設計部門で11月から運用する。建物内のイメージを立体的に示す「空間パース」の作成を効率化する。
オフィススタイルAIは、コクヨが画像生成AIと自社の設計ノウハウを組み合わせて開発した。同社は2023年から空間パースの制作に画像生成AIを試験導入。社内ニーズを反映しながら開発を進め、特に要望が多かった空間パースや建物内の写真のスタイル変更を可能にした。
利用する際は、オフィススタイルAIに空間パースの画像や建物内の写真をアップロードする。黒基調やナチュラルテイストなど、色合いが異なる37のテンプレートから希望するものを選択すると、スタイルを変更できる。
コクヨによると、空間パースの作成には通常数日かかるが、オフィススタイルAIでは数十秒でテイストの異なる画像を出力できるという。商談時のデザイン案の検討などで効率化を見込む。
なお、コクヨにオフィススタイルAIで活用している画像生成AIモデルを聞いたところ「公開していない」との回答だった。
オフィススタイルAIは、11月から首都圏の営業部門と設計部門で運用を始め、順次展開する。テンプレートは、今後トレンドに合わせて随時更新する予定。
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