2025年も終わりに近づいています。思えば今年は生成AI関連の話題で盛りだくさんの1年。AI関連のニュースを追いかけるITmedia AI+編集部も大忙しでした。
本連載ではそんな激動の1年間と、止まらないニュースに翻弄され続けた編集部の様子を4コマ漫画化。編集部員をモチーフにしたキャラクターを通して、2025年の生成AIニュースを、全12回のカウントダウン形式で振り返ります(※漫画化に当たり、出来事の時系列を前後して描写している場合があります)
8月は米AnthropicがAIモデル「Claude Opus 4.1」をリリースした他、米OpenAIがオープンなAIモデル「gpt-oss」を発表。間を置かずに「GPT-5」も発表された他、月末には米Googleが画像生成AI「Nano-banana」を発表。編集部もてんてこ舞いでした。
しかしGPT-5を巡っては意外な騒動もありました。旧モデル「GPT-4o」に比べてドライな応対をすることから、AIとのコミュニケーションに温かみを求めていた層から不評を買い、OpenAIが”性格”の調整をすることに。一連の訴えはSNS上で「#keep4o」というハッシュタグとともに広がり、AIに賢さを求めていた層の間では想定外の出来事として話題になりました。
一方国内では、新聞社がAI検索サービス「Perplexity」を運営する米Perplexity AIを相次いで提訴しました。読売新聞グループが記事の無断利用差し止めと損害賠償を求めた他、朝日新聞社と日本経済新聞社も、Perplexity AIが両社の記事や社名を引用しながら記事と異なる誤情報を表示し、信用を毀損(きそん)しているとして、それぞれ22億円の支払いを求めました。
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