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» 2010年07月23日 17時00分 公開

あなたの不安、見積もります:Evernoteでノートの分類に困ったら

ユーザー急増中のEvernoteですが、初心者がよく聞く質問で「分類できないノート」があります。確かにどのノートブックにも入りそうになく、どんなタグをつけてもしっくり来そうにない、と思えるノートはあるでしょう。分類に困ったら、どういうタグをつけたらいいでしょうか。

[佐々木正悟,Business Media 誠]

 最近立て続けに大きなバージョンアップもあって、いよいよ機能も充実、ユーザーも急増中のEvernoteですが、「最近になって使い始めた」という人がよく聞いてくる質問が「分類できないノート」のことです。

 確かにどのノートブックにも入りそうになく、どんなタグをつけてもしっくり来そうにない、と思えるノートはあるでしょう。

 そんな場合には「その他」や「いつか読む」というノートブックを作るのが1つの方法ですが、大量のノートをため込んだ「その他」ができるだけで、意味がないと思う人もいらっしゃいます。

 だからといって、「たった1つのノート」だけが入る「ノートブック」を作りたくないというお気持ちも分かります。極力分類項目の数は少なめにしておきたいということでしょう。


 この“その他問題”に対処するには「モーニングチェック」という分類項目を作って、「そこにあるノートは毎日見る」ようにするのが1つの対応策。「その他」という名前の項目にして毎日見ても構いません。要するに「そこにあるノートを毎日見返す」という項目を1つ作ればいいのです。

 そうすることによって、「あとで読みたい」すなわち「なぜ自分の興味を引くのかはっきりしないが、何となく気になる」という情報を毎日読み返せます。すると「毎日読む必要はなかった」と判断できる情報がたくさん出てくるので、それらの情報はほかのノートブックに追い出すか、削除しましょう。また、「これはあの分類項目に入れればよかった」と気づく情報も出てくるので、適切な分類に移動します。

 モーニングチェックの項目のデータは多く溜まりがちですが、「毎日見る」ことで見返す時間は劇的に短縮できます。どんなことでも毎日やっていれば「達人」になれるからです。

 こまめに整理していくと「モーニングチェック」の情報総数は、一定のところで頭打ちになります。わたしの場合には100前後なので、これだけなら1分で全部読み返せます。

 じっくり読む必要はないのです。どうせ明日も明後日も明々後日も読む情報なのですから。

筆者:佐々木正悟

 心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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