「さいすけ」や「Refills」から「CalenGoo」に乗り換えた理由あなたの不安、見積もります

少し前には「さいすけ」を、さらに前には「Refills」を、けっこう強力に推奨していたわたしですが、最近はあっさりと「CalenGoo」というスケジュールアプリに乗り換えてしまいました。その理由は――。

» 2010年08月20日 15時42分 公開
[佐々木正悟,Business Media 誠]

 少し前には「さいすけ」を、さらに前には「Refills」を、けっこう強力に推奨していたわたしですが、最近はあっさりと「CalenGoo」というスケジュールアプリに乗り換えてしまいました。iPadとiPhoneの両方で一気にです。

 きっかけは、歯医者さんで「次回予約」しているときのことでした。Refillsを使っていたのですが、ちょっと画面を確認しにくかったのです。目の前にいるのがいつも打ち合わせをしている編集担当さんなら、ちょっと待っていただくのですが、歯医者さんの受付の人には、何となく待ってもらうのが悪い気がしました(気のせいと言われれば、気のせいなのですが)。

 そこで、あれこれ調べたところ、どうもCalenGooの方が、同期で待たされないという評判のようです。このようなものは評判だけでは判断できないので、早速試してみました。すると、早い。すぐに乗り換えてしまいました。


 使ってみて気づいたのは、設定さえすれば、マイクロソフトのOutlookのように、月表示でも画面切り替えでなくスクロールで進めていけるのです。つまり、8月と9月と10月がちゃんとつながっていて、スクロールすれば表示を進めていけるのです。

 これはすばらしい! 「NEXT」などを指でタップするのに失敗しがちなiPhoneを使っていると、月末頃になって、月表示の行ったり来たりがとてもストレスになることがあります。その点スクロールで行き来できるというのは合理的です。

 それにしても、このように簡単にカレンダーアプリを取り替えられるのも、iPhone/iPadとGoogleカレンダーの組み合わせの素晴らしさ。Googleカレンダーさえ使っていれば、予定データのインポート/エクスポートなど一切必要とせず、良さそうなアプリがあったらすぐに乗り換えられるのです。

 CalenGooもやはり多機能で、いくつか便利な機能をまだ見落としてそうですが、月表示の設定を変えるだけでも、ちょっとほかにない便利な予定管理アプリとして使えます。iPhoneで予定管理している人は、一度お使いになってみることをオススメします。



筆者:佐々木正悟

 心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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