何度突き返しても毎回似たようなミスをしたリポートを提出してくる社員っていますよね? そういう人に有効な文章化の教育方法があるんです。
「説明書を書く悩み解決相談室」第8回です!
12月も残るところ半月を切りまして、世間は忘年会真っ盛り。というわけで私も先日、ある忘年会に参加してくだらないおしゃべりをしていました。ただ、そうは言っても初対面の人にあいさつをするときには少しは仕事の話もしますよね。今回はそんなあいさつがきっかけで始まった話題です。
開米 どうもはじめまして、開米です。社会人の文書化能力の向上研修をやっています。
後藤さん はじめまして、後藤です。文書化能力……ですか。
開米 はい、そうです。「説明書を書く悩み解決相談室」という連載もしてまして(以下略)。……とまあ、この連載の宣伝もしてみたところ幸い興味を持っていただけたご様子。
後藤 いや実は私もですね、社員が書いてくるリポートの分かりにくさに頭を抱えることが多くて困ってます。
開米 お察ししますよ。出来が悪いのは分かっても、上達するように指導するのってほんと難しいですよね。
後藤 そうそう、そうなんですよ。駄目なところを見つけて直してやっても、次に書いてくるリポートでまた似たような失敗してるのを見ると本当にガックリくるというか。
開米 それは、応用力がないなあ、と思う感じですか?
後藤 そうですね。先週も似たのやったろう? と。ちょっとは経験に学んでくれよ、と思うんですが。
開米 なるほど……その辺の力を付けさせる指導方法がほしいところですね。
後藤 そうなんですよ。何かいい方法ありませんかね。
開米 ありますよ。
後藤 えっ!
ありますよ、とあっさり言ってしまいましたが、うそではありません(笑)
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