ナカバヤシは、スマートフォンで撮影した手書きメモをデジタル化するシリーズ製品「smareco」を発表した。手帳、ノート、ペンの3製品を2月以降にリリースする。
ナカバヤシは1月16日、スマートフォンで撮影した手書きメモをデジタル化するシリーズ製品「smareco(スマレコ)」を発表した。手帳タイプの「スマレコダイアリー」とノートタイプの「スマレコノート」を2月中旬に、ペンタイプの「スマレコペン」を3月末に発売する。いずれも最初はiPhone版のみの販売。専用の無料アプリを1月17日に公開する。
スマレコダイアリーは、スケジュールを書き込む「カレンダーページ」とメモなどを書き込む「ノートページ」から成る手帳製品。サイズ(A5、B6)やパッケージ内容の違いで全9製品をラインアップ。価格は315円〜1890円。
専用アプリを立ち上げてカレンダーページを撮影すると、OCR処理で年月を自動認識し、スケジュールを年月順でアプリ内に画像データで保存する。撮影したカレンダーの日付にアプリ側でメモを記入したり、ノートページを撮影してカレンダーの日付にリンクができる。普段使いの手帳として使いながら、スマートフォンで管理しながら予定の検索などもできるというわけだ。
スマレコノートは、各ページの上と右辺にある「分割マーク」をボールペンで塗りつぶし、アプリを立ち上げ撮影することで手書き内容をデジタル化する製品。ラインアップはダブルリングノート、ルーズリーフ、単語帳の全7種12品番。価格は231円〜399円。撮影したページは塗りつぶした分割マークで自動分割できる。
スマレコペンは、手書きのメモや新聞や雑誌などの任意の個所を線で囲み、アプリを立ち上げて撮影することで、囲まれた範囲だけを自動的に切抜き、データ化する専用ペン。価格はオープン。古くなった新聞や雑誌などを切抜き保存したり閲覧、編集する用途に最適としている。撮影したデータは自動で台形補正や色補正、サイズ補正が掛かり、難しい操作なくスマートフォンで管理できる。
3製品ともに、撮影したデータはアプリで管理できると同時に、JPEG、PNG、PDF形式でEvernoteに転送したり、メール送信もできる。
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