インターネットは危うい弊害もある一方、利用できる点もあります。転職を考えている人はぜひ上手に利用して、有利な転職を勝ち取りたいものですね!
日々の中で“転職”の2文字が脳裏をかすめることもあるかもしれません。今回はそんな時、ソーシャルメディアが強い味方になってくれるかもしれないという話です。
ソーシャルメディアを利用している人はますます増えていますが、企業側もまたしかり。人材紹介会社の「ヘイズ・スペシャリスト・リクルーメント・ジャパン」によると、「LinkedIn(リンクトイン)」などのソーシャルメディアを採用候補者のリサーチとして使用するグローバル企業が増えているのだそうです。
この傾向に注目し、同社は「しっかりしたプロフィールを提示」することをすすめています。他の応募者よりも有利に転職をすすめるコツについては以下のアドバイスをしています。
- プロフィールの写真は最新のものを使用
- 自分の知識や技能、達成した成果を明確に伝える
- 古い情報はどんどん削除し、常にアップデートを心掛ける
- 業界やグループのディスカッションに参加し、その関連記事にリンクを貼って紹介する
欧米人に比べると、日本人の控えめな性格からか、自己アピールが苦手な人が多いといわれます。その点からすると上記のアドバイスは、「常にアピールを惜しまない」姿勢が重要といえそうです。
一方で、やってしまいがちなNG行動にも注意を促しています。
- 個人と仕事関係のアカウントは分けて使うこと
- 企業に提出したものとソーシャルメディアでの履歴書の同一性
- プライバシーセッティングを定期的に確認。プライベート情報はあまりオープンにしない
- 勤務先企業のソーシャルメディアに関する方針に従う
例えばFacebookでは、プライベートと仕事上のつながりが入り混じっている人が多いのではないでしょうか。このことに葛藤を抱えている人も多いようです。そのため、転職のためのソーシャルメディアとあれば尚更、公私の区別はしっかりと付けることへの再確認が問われているのです。
ちなみに、ビジネスで使われる「LinkedIn(リンクトイン)」は、2003年にアメリカで開設されたソーシャルメディア。利用者の履歴書を中心に、求人や商談を行う際にも利用されているツールです。日本語版は2011年に実現したばかりなので、グローバル企業への転職を望んでいるなら、今から使い始めても遅くはありません。
ネット社会には弊害もある一方、利用できる点もあります。上手に利用して、有利な転職を勝ち取りたいものですね!
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