『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』:Twitter読書
Twitterを利用することで、著者と読者の直接交流を実現する新連載「Twitter読書」。初回は、花王の商品開発リーダーの美崎さんによるノートの使い方指南書『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』を取り上げます。
連載「Twitter読書」について
Twitterを利用することで、著者と読者の直接交流を実現する仕組みです。用意した専用ハッシュタグを使って著作の感想・質問を投げると、著者から直接返答があるかも。記事中のウィジェット上で発言を閲覧できますし、自分のTwitterクライアントからもハッシュタグをつければ投稿・確認できます。未読の人もブックレビューを見ながら質問してみて、購入の参考になればと思います。
- 著者との交流ハッシュタグ: #misakibook
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
ノートは現代ビジネスマンの刀だ。しかしその実践的な使い方を教わることはない。花王の商品開発リーダーの美崎さんによるノートの使い方指南書が『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』である。ノートの組み合わせ方、ノート記入テクニック、数々のノートと関連文具の紹介まで幅広く知ることができる。
三冊ノート術とは
美崎さんはノートを3種類に分けて仕事を進めている。
- メモノート:A6〜A7サイズでいつでも携帯。タスクが発生したりアイデアを思いついたら書き込んでおく。
- 母艦ノート:綴じ式のA5ノート。デスクで作業する際に広げる。PC作業前に、アウトプットを意識しながら書き込む。1ページ1テーマとし、タスクやアイデアが書かれたメモノートをちぎって貼り付ける。
- スケジュールノート:期日管理もノートにて。やはりデスクに広げ、締め切りを意識しながら作業を進める。スケジュールから生まれるタスクもメモノートで記入しつつ、母艦ノートでまとめる。
デスク、自宅、外出時などシーン別。PC、携帯、会議などのソース別。仕事情報は極めて錯綜している中、どこでも使用できるアナログノートの役割は大きい。美崎さんの方法論を参考にしつつ、自分流のアプローチを決めておきたい。
『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の著者:美崎栄一郎さん(Twitter)
花王に勤務。「アタック」「ニュービーズ」「ワイドハイター」などを幅広く手がけ、プロジェクトリーダーとして他社とのコラボレーションを推進。プライベートでも、社外の社会人向けに勉強会や交流会を多数主催し、NHKをはじめ多くのテレビや雑誌、本などで紹介されている。
著者から:『著者と読者を結ぶTwitterでの先進的な企画、とてもうれしいです。本は著者からのメッセージですが、読者の皆様の感想で相互交流させてください。楽しい世の中になりましたね』
著者紹介 藤沢烈(ふじさわ・れつ)
RCF代表取締役。一橋大学卒業後、バー経営、マッキンゼーを経て独立。「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。創業前の若者に1億円投資するスキームを企画運営し、話題を呼ぶ。「雇われ経営参謀」として500人以上の経営・企業相談を受けてきた。ブログに毎日書評を掲載し、現在1200冊超。
関連記事
- 連載バックナンバー
- 雑な人が参考になるMOLESKINE3冊――Detour展で選んでみた
初めまして! 丸の内でOLをしているアサコです。東京・表参道のMoMA Design Storeで開催中の「Detour」展に行って来ました。特にお気に入りの作品をご紹介したいと思います。 - 3分LifeHacking:プリント枚数節約! Webページの必要な部分だけ印刷できる
Webページの必要なところだけを見やすく印刷できればいいのに――。この願いをかなえてくれるサービスを紹介します。 - 押井守、深澤直人はノートに何を書いているのか――MoMA Design Storeで「MOLESKINE」作品展
MoMA Design Storeで国際的に活躍しているクリエーターが、高級ノートなどで知られるMOLESKINEを自由に創作、表現し、作品として出品するグループ展「Detour」がスタートした。プロダクトデザイナーの深澤直人さん、映画監督の押井守さん、河瀬直美さんらのノートを堂々とのぞける機会だ。 - 仕事耕具:なめらか書き味の「ジェットストリーム」にカラーインク9色
三菱鉛筆は、なめらかな書き味が特徴の油性ボールペン「ジェットストリーム」の新製品として、カラーインクシリーズを発売。カラーバリエーションはオレンジ/ピンク/水色/黒/赤/ブルーブラック/アッシュブラウン/パープルアッシュ/アッシュグリーン9色を追加する。 - 最強フレームワーカーへの道:仕事に優先順位はつけない――「5分間すきまアクション」か「90分間じっくりアクション」か
誰しもが時間管理に頭を悩ませている。やるべきことをすべてやっていたら「時間がない」からだ。ではどうやって限られた時間を有効活用するか。答えは「すきまアクション」と「じっくりアクション」の“二刀流”なのだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.