「失敗しない会議の進め方」を注目のスタートアップ起業家に教わろう:3分LifeHacking(2/2 ページ)
新興企業の支援プログラムを受講したEli Rubel氏が気が付いた、「確実に覚えておきたい会議の3原則」や「あまり知られていない重要ポイント」「知る人ぞ知る重要ポイント」を紹介します。
知る人ぞ知る重要ポイント
最後に、知る人ぞ知る重要ポイントを紹介します。上級者向けですが、ぜひ参考にしてください。
1. アイコンタクト
アイコンタクトを賢く使いましょう。アイコンタクトとは非言語コミュニケーションの1つで、調べれば多くのことが分かります。アイコンタクトの方法によって自分の印象は良くも悪くもなります。
2. 相手の行動をまねる
私たちは「自分と似ている他人」に好感を持ちます。バイク好きな相手に「私もバイクが好きです」と伝えても良いですが、もっと穏やかな方法として「相手の行動をまねる」という手も。相手の体は前のめり? それとも、後方に傾いている? テーブルの下で足を組んでいる? くだらないと思うかもしれませんが、実際に効果があります。
3. 意見が言いやすい環境を作る
何かを伝えるのに情熱は必要ですが、感情的にならないように気を付けましょう。会議では誰でも意見を言いやすいようにするのが大切です。否定的な結論はできるだけ早く出しましょう。
4. ツールを使いこなす
会議の議事録を残すなら、Evernoteが最も簡単で直感的に使えるツールです。過去の議事録からキーワード検索ができて、iPhoneアプリもあります。とても便利で外出時にも重宝します。私の場合、会議中にメモを取るのが苦手なので、iPhoneアプリで録音して再確認したり、書き起こしたりします。また、スケジュール管理にはiOSアプリ「Fantastical」がオススメです。会議が連続している時など、細かいスケジューリングが必要な場面で効果を発揮するでしょう。
5.常に他の起業家を助ける姿勢を持つ
私は1年ほど前にオレゴン州ポートランドに移り住みました。当時は誰も知らない状態でしたが、多くの起業家やメンターが貴重な時間を割いて私を助けてくれました。彼らのアドバイスは私の間違いを正しただけでなく、会うべき人に導いてくれたのです。彼らは何の見返りもないと分かっていながら、私のような新しい起業家を支援しています。もしも十分な時間ができたら、できる限り他の起業家を助けるようにしましょう。そうしないと、この仕組みはすぐに回らなくなってしまうからです。
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