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» 2018年07月20日 08時10分 公開

常見陽平のサラリーマン研究所:アラサー女性は「そろそろ転職」症候群に、注意しなければいけない (2/4)

[常見陽平,ITmedia]

転職すべきなのか問題

 先日、20代女性2人から人生相談を受けた。内容は「転職」についてである。

 2人は地方の進学校の同級生で、別々の都内有名大学に合格し、ともに上京した。そのうちの1人は、大学2年生のときに筆者が講師を務めていたワークショップを受講していた。その関係でもう1人とも知り合った。

 1人は大手金融機関で営業を担当。もう1人は大手メーカーで営業事務。年収は2人とも700万円弱。残業は、月40時間以内。2人とも29歳で、美人。彼氏はいない。いまだに週末は2人で遊ぶことが多く、よく旅行にも出かけているという。

 2人の悩みはこうだ。大手金融機関勤務の女性は、そもそも新卒のときに志望企業がほかにあり、その企業への未練がある。金融機関の仕事は元気にこなしているものの、自分がこの業界、企業に合っているとは思っていない。より当事者意識の持てる仕事、成長感のある職場で働きたいと思っている。

 大手メーカーで営業事務をしている女性は、このまま今の仕事をしていても、力がつかないのではないかという不安を抱いている。他社に転職した場合、自分は通用しないのではないかと考えているのだ。

 29歳で大手企業勤務、年収700万円というのは普通のビジネスパーソンから考えるとうらやましい条件にも見える。もし、あなた自身がこの立場ならどうするか? また、こんな相談を受けたらどう答えるか?

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