インタビュー
» 2018年09月19日 08時00分 公開

東京で「フードトラック」が、どんどん増えている秘密水曜インタビュー劇場(ランチ公演)(4/8 ページ)

[土肥義則,ITmedia]

拠点数がぐんぐん伸びた背景

土肥: 拠点の推移を見ると、創業してから1年6カ月ほど低迷が続いていますよね。20台以下の期間が長かったわけですが、17年7月を境にぐんぐん伸びていますよね。この月に何があったのでしょうか?

柏谷: 飛び込み営業をしていて、そのときにいろいろな声を聞きました。先ほども申し上げたように、法律はどうするのか、ゴミはどうするのかといった問題をひとつずつクリアしていきました。フードトラックを営業するには行政機関などに書類を提出しなければいけないのですが、そうした作業もこちらで代行することに。

 このほかにも、シェフに定期的な検便をお願いしたり、保険の加入を義務付けたり、トラックのデザインを統一にしたり。同時に、ビルオーナーが嫌がることも解決していきました。スペースを汚さないようにタイヤの下にシートを敷いたり、ゴミ箱を設置したり。

土肥: ビル内で営業している飲食店からの反発は?

柏谷: とあるビルにコンビニが入っているのですが、フードトラックで購入した人にコーヒーの割引チケットを渡すことに。そのコンビニを利用しているのはビルで働いている人が多かったのですが、チケットを渡すことで、別のビルで働いている人がたくさんやって来たと聞いています。

 そんなことをしているうちに徐々に拠点数が増えていきまして、17年7月を境に右肩上がりで伸びていくことに。なぜこのように増えたのかというと、一定の実績があったから。会社の稟議を通すのに、どのくらいの実績があるのかがポイントになるそうで、その数字がよく似ていまして。

土肥: ん? 稟議に通りやすい数字があって、その数字は各社よく似ていると?

柏谷: はい。ワタシもこの仕事をするまで知らなかったのですが、基準の数字を超えたので、「部長が決済できる」「役員が決済できる」となったようです。決済できる数字を達成できないままでいたら、このサービスは日の目を見ないままクローズしていたかもしれません(苦笑)。

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