インタビュー
» 2018年09月19日 08時00分 公開

東京で「フードトラック」が、どんどん増えている秘密水曜インタビュー劇場(ランチ公演)(6/8 ページ)

[土肥義則,ITmedia]

競争原理がうまく働いている

土肥: トップクラスのフードトラックは1日にどのくらい売っているのでしょうか?

柏谷: 200食くらいですね。そうしたお店はどこで販売しても、売り上げはものすごくいい。料理のレベルは高いし、接客も素晴らしいですし、コストパフォーマンスもいい。この3つがうまくかみ合っているので、どの場所でもよく売れます。

土肥: ここで疑問がひとつ。例えば、売り上げトップはカレー店だとすると、他の店も「じゃあ、ウチもカレーを提供しようじゃないか。そうすれば売れる」と考える人もいるのではないでしょうか? フードトラックを始めた当初は、自分の得意料理を提供する店が多いかもしれませんが、しばらくすると人気メニューばかりになるといった懸念はないでしょうか?

粕谷:ご指摘の通り、カレーが流行っているとなると、カレーの店ばかりになってしまうかもしれません。同じようなメニュー、同じような値段、同じような見せ方ばかりになる。ただ、先ほども申し上げたように、TLUNCHはお客さんが飽きないように、毎日違うメニューを提供しています。ということは、カレー店が増えるとそのなかで売り上げ格差が生まれて、人気がなければ出店することが難しくなるでしょう。一方で、他社が提供していない珍しい料理であれば、出店しやすくなるかもしれません。

土肥: 競争原理がうまく働いているわけですね。ところで、いまは昼にチカラを入れていますが、今後はいかがでしょうか?

柏谷: 朝、昼、夜すべての時間帯で営業できればなあと考えています。場所を貸していただいているので、昼しか使わないのはもったいない。昼はランチ需要があることが分かってきましたが、朝と夜は何を求めているのか。夜、試験的にちょい飲みスタイルの居酒屋をやってみました。食事以外でもいいのではということで、マッサージを受けられるサービスもやってみました。じゃあ、朝にパンを提供するのはどうかと考えていて、いま準備中です。現在は東京を中心に展開していますが、今後は大阪や福岡でもやってみたいですね。

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