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バイクは事故が多いのに、なぜヤマハは「バイクレンタル」に挑むのか：水曜インタビュー劇場（ブルンブルン公演）（6/6 ページ）

» 2018年10月03日 08時00分公開

拠点を増やせば、新たな楽しみが増える

土肥：　最後に、今後のことも話を聞かせてください。バイクレンタルは15店舗でスタートして、年内に26店舗に増やすそうですね。2020年までに70店舗ほどを目指すそうですが、ここで疑問がひとつ。バイクを販売している店って、ちょっと不便なところにあるところが多いですよね。そうなると、バイクを借りるために、バイクで行かなければいけない事態になる（苦笑）。不便なところでしか借りられないとなると、利用件数がなかなか伸びないかもしれないので、やはり便利なところで気軽に借りることができるようにしなければいけないのでは？

花倉：　ご指摘の通り、便利なところで借りることができるようにしなければいけません。例えば、駅前にあると便利ですよね。あと、旅行需要を考えると、旅先で気軽に借りることができるようにするのもいいかもしれません。まだ話は進んでいませんが、空港、レンタカー、ホテルなどとも相性がいいかもしれません。さらに、教習所もいいかもしれません。教習所の場合、潜在需要があるのではなく、顕在化している。これからバイクに乗ろうと思っている人が多いので、そうした人たちに向けて情報を発信できれば、利用件数が増えるかもしれません。

土肥：　なるほど。これまで旅先の移動と言えば、鉄道、バス、レンタカー、レンタサイクルなどを利用するしかなかったのに、そこにバイクが加わると新たな楽しみが増えることになりますね。本日はありがとうございました。

（終わり）

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