ラグビー部の秘密兵器になるか? ヤマハのバイクを使った「スクラムマシン」水曜インタビュー劇場(開発公演)(6/6 ページ)

» 2019年01月16日 08時00分 公開
[土肥義則ITmedia]
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チームが強くなって、「2号機」を

北川: いまのスクラムって、どこの方向にチカラを出すのかがとても重要になっているんです。フォワード8人がそれぞれの方向に向かって押してしまうと、チカラが分散してしまう。それではいけないので、ひとつにまとめたチカラをどこに出していけばいいのかといったことを確認しなければいけません。例えば、つま先の向きを数ミリ単位で調整しているんですよね。

 そのスクラムを強化するために、構想4年以上、企画・設計・製作に1年半以上かけて、マシンを完成させました。ちょっと大げさな表現になりますが、「超大作」です(笑)。

土肥: 2号機の予定はあるのですか?

北川: 大切なのはマシンが完成したことではなくて、チームが強くなること。どんなに高性能のマシンができても、チームが弱ければダメ。チームがより強くなってから、2号機のことを考えたいですね。

(終わり)

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