これまで見てきたようなケースは法的規制を逃れるための悪質な手口であり、社員よりも利益が大事というブラック企業体質に染まっている企業だ。さっさと見切りをつけることをお勧めしたいが、どうせ辞めるなら、これまでの未払い残業代を取り戻してから辞めたほうがよい。
新法は企業にとっては厳しい規制となるが、法律を有効に機能させるには、勇気を持って社員が言うべきことを言うことが大事だ。働く環境を少しでも改善するには社員自身が自発的に行動すべきであり、法律をそのツールとして活用することを期待したい。
溝上憲文(みぞうえ のりふみ)
ジャーナリスト。1958年生まれ。明治大学政治経済学部卒業。月刊誌、週刊誌記者などを経て独立。新聞、雑誌などで経営、人事、雇用、賃金、年金問題を中心テーマとして活躍。『非情の常時リストラ』で日本労働ペンクラブ賞受賞。
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