インタビュー
» 2019年08月21日 08時00分 公開

えっ、ホテルの部屋にフライトシミュレーター? “機長”になれる企画が面白い水曜インタビュー劇場(737公演)(3/5 ページ)

[土肥義則,ITmedia]

客室でも需要があるのでは

土肥: ホテルの部屋を見ると、ユニークなところがありますよね。例えば、実際に国際線で使われていたファーストクラスのシート設置している。その部屋は滑走路側に面しているので、シートに座りながら飛行機を見ることができますよね。ただ、残念ながらフライトシミュレーターを設置している部屋は中庭に面しているので、飛行機を見ることができない。空港直結のホテルに泊まっているのに、飛行機を見ることができない。見えるのはお花だけとなれば、ちょっと残念な気持ちになるお客さんもいるはず。そうした不満を解消するために、フライトシミュレーターを設置したのでしょうか?

国際線で使われていたファーストクラスのシート設置

貴崎: それもあるのですが、気になるデータがあったんです。羽田空港に関係する数字を見ると、飛行機を利用していない人たちが年1300万人ほど訪れている。たくさんの人が来て、食事をしたり、土産物を買ったりしている。ということは、ホテルに宿泊するだけでなく、そこで何かを体験したいというニーズもあるのではないかと考えました。

 知り合いのパイロットに話を聞いたところ、滑走路にアプローチライトが輝いているところを離発着するのは「とても気持ちがいい。パイロット冥利につきる」といった声がありました。離発着時、機種によってはそのシーンをモニターに映し出していますよね。その映像を見ていると、「あ、飛んだ」とか「無事着陸したなあ」と感じるわけですが、その映像をじっと見ている人たちもいますよね。後日、その映像を楽しむために、カメラで撮影したり、動画を撮ったりする人もいる。そうした人たちを見ていて、「フライトシミュレーターを体験したい人は多いのではないか」「客室でも需要があるのではないか」と考えました。

ホテルのエントランス

 冒頭で、「個人的に飛行機がものすごく好きなんです」という話をしましたが、ワタシはフライトシミュレーターを体験できる店舗に足を運んでいるんですよね(笑)。そこで厳しい指導を受けながら、できればいつかは飛行機の免許を取得したいと考えています。あっ、また個人的な話になってしまいましたが、いろいろ調べた結果、需要は絶対にあるはず。「離陸だー!」と考え、導入に向けて、話を進めていきました。

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