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» 2019年09月04日 09時30分 公開

23年度末までに1000店舗を目標:決済せずに商品を選ぶだけ NTTデータが”レジ無し店舗”出店支援開始 40台のカメラで防犯実験も (1/2)

NTTデータが、”レジ無し店舗”出店のコンサルティングサービスを開始。レジ無し店舗では、入店時にQRコードの認証をするだけで、レジでの支払いが不要に。商品を手に取りそのまま店を出るだけ。今回のサービスでは、中国のベンチャー企業とタッグを組む。背景にある、NTTデータの課題とは?

[鬼頭勇大,ITmedia]

 レジを使わず、商品を手に取ったらそのまま店を出られる――。こうした「レジ無し」店舗の出店支援サービスを、NTTデータ(東京都江東区)が9月2日から開始する。

 同社の描くレジ無し店舗での買い物はこうなる。

 まず、スマートフォンでアプリを立ち上げ、表示されたQRコードを店舗のゲートに読み込ませる。その後は、従来の買い物と同じように、商品を吟味。商品を手に取れば、オンラインカートに登録され、逆に商品を棚に戻せばオンラインカートからは商品データが削除される。買い物を終え、店舗を出ると購入した商品のリストとレシートがスマートフォンに送信される。なお、家族や友人とアカウントを共有することもできる。

商品を手に取るだけで買い物完了

課題だったハード面

 今回のサービスに際して、映像や重力センサーからのデータ解析を得意とする中国のベンチャー企業「云拿科技(CloudPick、クラウドピック)」と提携。NTTデータの開催するオープンイノベーションコンテストにクラウドピックが参加していたことがきっかけとなった。

 クラウドピックは、今回のレジ無し店舗と同様の店舗「云拿智慧商店(LePick、ルピック)」を中国国内で運営。提携により、NTTデータのハード面における課題を解消する狙いがある。

 システム面ではNTTデータが展開している決済プラットフォーム「CAFIS」を活用し、多彩な決済手段を用意したりリアル店舗とEC店舗の接点を作ったりして、「『次世代デジタルストアプラットフォーム』を構築する」としている。店舗運営のノウハウについては、「小売・流通業界にシステムを提供している知見を生かす」(NTTデータ担当者)とした。

NTTデータの描く「次世代デジタルストアプラットフォーム」
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