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適当に買うと後悔 “電源難民”を防ぐモバイルバッテリーの選び方(4/4 ページ)

» 2020年02月12日 09時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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購入時に押さえておきたい4つのポイント

 最後に、モバイルバッテリーを選ぶポイントを改めて整理しよう。

・出力方式: 手持ちのノートPCの充電規格を確認しよう。どんなに高出力なUSB Type-Cポートを搭載したモバイルバッテリーでも、AC電源からしか充電できないノートPCには使えないからだ。「こんなはずではなかった」と後悔する前に、しっかりと確認しよう。

・出力ワット数: 15W以上であれば給電可能なノートPCもあれば、30W以上でないと受け付けないものもある。自分の使っているものが何ワット以上の電力出力のものを受け付けるかをあらかじめチェックしておきたい。

・容量: さほど電力が必要ない人であれば5000mAhほどで良いかもしれないが、一日の大半を外で過ごすなら2万mAhほどあると心強い。筆者が使っているAlsterPlus(2万7000mAh)も、出先で4時間ほど使うと半分ほど減ってしまう。その分、ノートPC本体のバッテリーは消費していないので、スペック通りならあと20時間ほどは使えるのだが……。

・サイズ感: 同じ容量でもコンパクトなものの方が、当然荷物は減らせる。かばんの大きさや、使う人の体力や体格にもよるが、持ち運んでも負担にならないサイズのものを選びたい。

 もちろん「わざわざモバイルバッテリーまで持ち歩かなくても……」と思う人もいるだろうが、毎回電源がある場所を探し回る手間や時間を考えれば、多少荷物が重くなるのを承知でモバイルバッテリーを追加するのも1つの手ではないだろうか。ACアダプターの代わりにモバイルバッテリーを持ち歩くという選択肢もある。忙しいビジネスパーソンだからこそ、ワークスタイルに合わせた“電源問題”対策を考えてみてほしい。

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