アイリスオーヤマは新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが手に入りにくい状況が続いていることから、3月9日発足の政府「マスクチーム」に40万枚のマスクを寄付する。寄付するマスクは、厚生労働省を通じて、感染者が増加している地域の医療機関を中心に配布される予定だ。
同社は、3月4日にも100万枚のマスクを政府に売り渡すことを発表している(関連記事「アイリスオーヤマが「100万枚のマスク提供」 新型コロナ感染者拡大の北海道に」を参照)。マスクの需要が急増し、メーカーによる生産が供給に追いつかず品薄な状況が続いていることから、政府は国民生活安定緊急措置法に基づきマスクを生産、販売するメーカーに売り渡しを指示していた。
今回は政府への売り渡しではなく、同社が自主的に寄付をする。
同社のマスクは中国の大連と蘇州で生産。順次国内に輸入してきて、準備が整い次第、政府の指示があった場所に発送していく。具体的な地域は未定だ。
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