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» 2020年09月17日 17時00分 公開

doda調査:コロナ禍で8月求人倍率も低調続く――全業種で求人数減

転職サービスdodaが8月求人倍率を発表。1.65倍となり前月よりは微増。ただコロナ禍により前年同月を大きく下回った。

[ITmedia]

 人材大手のパーソルキャリア(東京都千代田区)が、運営する転職サービスdoda上で行った調査によると、8月の転職市場における求人倍率は1.65倍で、前月よりわずかに上昇した。コロナ禍を受けて求人数・転職希望者数ともに減少傾向で、やはり低調な倍率が続いている。

photo コロナ禍での転職活動はどうなる?(写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

求人数も全業種で減少

 調査は、ホワイトカラー系の仕事を中心に求人件数約10万件、累計の会員登録者約560万人を持つdodaのデータの一部を使用。登録者1人当たりの中途採用の求人数を算出して求人倍率とした。

 8月の求人倍率は1.65倍で前月を0.04ポイント上回った。ただ前年同月を1.14ポイントも下回っており、コロナ禍は引き続き転職市場に影を落としているようだ。

photo 転職求人倍率、求人数、転職希望者数の推移(doda転職求人倍率レポート、8月分)

 主要業種別に見ても、求人倍率は全業界で前年同月を下回った。前月に比べると、落ち込みの激しかった「小売・外食」が0.04ポイント増の0.55倍、高めの倍率を維持してきた「IT・通信」が0.22ポイント増の4.92倍など増えているが、やはり全体的に倍率は低めで推移している。

photo 業種・職種別の転職求人倍率(doda転職求人倍率レポート、8月分)

 転職希望者数は前月に比べ8.1%減、前年同月比では9.8%増となった。求人数も全業種で前月より減少する結果となった。

photo 業種・職種別の求人数増加率(doda転職求人倍率レポート、8月分)

 dodaの喜多恭子編集長は「7〜8月は転職活動をする人が減少するものだが、新型コロナの影響で外出を控える人が多く、例年ほどの減少(幅)ではなかった」と分析。9月から年末にかけては「引き続き採用計画見直しを進める企業が増えると予想される。転職希望者数は年内の退職に向けて増加が予想され、求人倍率は低下する見込み」としている。

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