「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに、車いすでもバイクでもないパーソナルモビリティ「WHILL(ウィル)」を製造・販売するWHILL株式会社(東京都品川区)。
車いすでもバイクでもないパーソナルモビリティ「WHILL(ウィル)」
2018年9月には約50億円の資金調達を実施、米国や中国など12の国と地域で事業を展開し、20年6月には自動運転システムを搭載したWHILLが羽田空港で実用化された。空港における人搬送用途での自動運転パーソナルモビリティの実用化は世界初となり、コロナ禍の空港において3密を避け、安全に人を運搬する手段として貢献している。
世界各国の空港でも導入の検討が進んでいるというWHILLは、新時代の移動手段となりえるのか。同社で広報を務める辻阪小百合氏に話を聞いた。
創業前、2011年に初めて作ったWHILLのプロトタイプは、かなり尖ったデザインだった
- 入居待ち6500人! デンマーク発のコンテナ住宅が熱望される理由
デンマークの首都コペンハーゲンに、6500人もの学生が入居待ちをしている大人気の賃貸住宅が存在する。コンテナを使った集合住宅だ。なぜコンテナ住宅に住みたいと思っている学生が多いのかというと……。
- 小さくなったカセットコンロ「タフまるjr.」は、なぜ2倍ペースで売れているのか
岩谷産業のカセットコンロ「タフまるjr.」が売れている。8月に発売したところ、想定の2倍ペースで売れているわけだが、なぜ消費者にウケているのか。サイズは小さいのに……。
- 巷で“スーツ離れ”が起きているのに、なぜビジネスリュックは好調なのか
テレワークを実施する企業が増えたので、オフィスに足を運ぶ人が減った。となると、スーツを着ることが少なくなり、革靴を履かなくなり、カバンも不要になり……。などと想像してしまうが、ビジネスリュックは好調に売れているという。その背景に迫ってみたところ……。
- 「国民車」ヤリスクロス
原稿を書く側にしてみると非常に困るクルマだ。何か得意な芸があって、そこに集中して説明すれば伝わるというクルマではなく、オールラウンダー型の車両なので良いところを挙げていけばキリなく、それを全部書いていては冗長になる。かといって端折ると正確ではなくなる。正直だいぶ困っているのだ。
- 自動運転の夢と現実
自動運転の電子ガジェット的未来感は人々をワクワクさせる効果はあるかもしれないが、社会問題の解決には直結しない。技術というものは多くが、社会が持つ問題を解決するべく開発されるのなので、時価総額を暴騰させる資金集めが目的である場合を別とすれば、まずは社会の側の問題を把握しなくてはならない。
- 次のクルマは「自動運転」になるのか?
「自動運転車っていつごろ商品化されるんですか?」という質問をよく受ける。これにスカッと答えるのはなかなか難しい。条件分岐がいっぱいあるのだ。今回は自動運転の現実的な話をしよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.