「はま寿司」は食事券のみ、「ココス」は食事券と予約の両方 ブランドごとに「Go To Eat」への対応が異なるゼンショーここがヘンだよ「Go To Eat」(2/2 ページ)

» 2020年10月22日 18時39分 公開
[田中圭太郎ITmedia]
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「華屋与兵衛」「牛庵」「焼肉倶楽部いちばん」では?

 その他、肉の専門レストラン「牛庵」「焼肉倶楽部いちばん」などの焼肉レストランではオンライン飲食予約事業にすでに参加しているほか、和食専門レストランの「華屋与兵衛」では食事券とオンライン予約の両方を導入する予定だという。

phot 「華屋与兵衛」のプレミアム付食事券を取り扱う店舗(10月22日時点、「華屋与兵衛」のWebサイトより)

 「Go To Eatキャンペーン」は、オンライン飲食予約事業と食事券事業の2つの異なる方式で実施されることから、ゼンショーホールディングスのように複数のブランドで全国展開している大手チェーンにとっては膨大な手間がかかる。

 広報担当者は「最初はGo To Eatキャンペーンがチェーン店を対象とするのかどうかも分かりませんでした。全国に展開するチェーン店ですので、地域によって差をつけたくないと考えてオペレーションを進めています」と話していて、準備が整い次第、順次参加店舗を広げていく方針だ。

phot 加盟飲食店として参加したい事業者向けのページ(農林水産省のWebサイトより)

著者プロフィール

田中圭太郎(たなか けいたろう)

1973年生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒。大分放送を経て2016年4月からフリーランス。雑誌・webで警察不祥事、労働問題、教育、政治、経済、パラリンピックなど幅広いテーマで執筆。「スポーツ報知大相撲ジャーナル」で相撲記事も担当。Webサイトはhttp://tanakakeitaro.link/。著書に『パラリンピックと日本 知られざる60年史』(集英社)


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