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経営管理クラウドのログラス、「経営ダッシュボード機能」の提供を開始 経営企画業務を効率化

» 2021年04月02日 14時55分 公開
[ITmedia]

 経営管理クラウド「Loglass」を開発・提供しているログラス(東京都品川区)は、「Loglass」でのデータ加工とビジュアライゼーションを自動化する経営ダッシュボード機能の提供を4月1日に開始した。「Loglass」は、企業の中に複数存在する経営データの収集・一元管理・分析を一気通貫で実現する次世代型経営管理クラウド。

「Loglass」でのデータ加工とビジュアライゼーションを自動化する経営ダッシュボード機能の提供を開始(以下リリースより)

 経営ダッシュボード機能は、ビッグデータ加工を自動化し、リアルタイムかつ正確な経営データの可視化を行う。これにより、経営判断をする際の「ボードメンバーとの事前共有」「仮説立て」「意思決定」というプロセスの精度向上や高速化を図ることが狙いだ。また、高度なスキルが必要となるデータ加工や破損データの修復作業といった作業コストを削減し、経営企画業務を効率化する。

次世代型経営管理クラウドLoglassの活用イメージ

 コロナ禍など外部環境の急激な変化により、データに基づいた精度の高い経営判断の重要性が高まっている。経営ダッシュボード機能が実装された「Loglass」を活用すると、企業の中に散在する経営データの収集・一元管理・分析とそのデータ加工・可視化までをワンストップで行うことが可能となる。経営管理業務の効率化、事業部と経営の共通認識の合意に基づいた経営判断、社員一体での業績の向上につながるとしている。

 ログラスの布川友也CEOは、「経営者は、Loglassで自社の経営状態を把握し、データを使って経営判断を行うことができる。今後も企業価値最大化を支援し、テクノロジーによる経営のアップデートを支援していく」とコメントした。

「経営ダッシュボード機能」開発の背景

 また、「Loglass」は順次機能の追加を予定している。会議の目的に沿ったダッシュボード構成の設定など、顧客課題の解決に向けた機能の実装を検討中だ。

 コロナ禍によるテレワークの促進により、データの可視化や社員間での共有方法などの工夫の必要性が高まっている。今後もテレワークを継続する企業が多く、情報管理におけるクラウドの機能や質の向上が求められている。

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