ソニーネットワークコミュニケーションズは4月1日、nuroモバイルにおいて新プラン「バリュープラス」の提供を開始した。音声通話付きSIMを月額基本料金792円(税込)から提供する。
「バリュープラス」は、月間のデータ通信容量に応じて3GB、5GB、8GBのプランを用意。ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線のトリプルキャリアに対応し、いずれの回線を選んでも同じプランであれば同一料金で提供する。
さらに5GB、8GBの契約プランでは、プランに応じたデータ容量を3カ月ごとに追加で受け取る新機能「Gigaプラス」を提供する。追加のデータ容量は翌々月まで利用可能で、契約プランのデータ容量に上乗せもできるようにした。例えば8GBの契約プランでは6GBを追加で受け取れ、ひと月にまとめて14GBを使う、もしくは3カ月間毎月2GBずつ使うなど、ユーザーのライフスタイルに合わせることができる。
また「音声通話」「データ通信+SNS」「データ通信専用」のいずれかを選べ、「音声通話」と「データ通信+SMS」の料金は同一だ。余ったデータ容量は翌月に繰り越すことが可能。解約に伴う違約金やMNP転出料は徴収せず、利用開始月の月額基本料金は無料にした。
既にnuroモバイルを利用しているユーザーの「バリュープラス」へのプラン変更については、4月下旬より受付を開始する予定だ。
政府が進める携帯電話料金の値下げによりdocomo、au、Softbankなどの大手キャリアが一斉に値下げした新しいプランを発表した。料金の安さが魅力として選ばれてきた格安スマホサービスを提供している通信事業者(MVNO)は、さらなる値下げプランや、利用しやすくする取り組みや独自のサービスなどを打ち出し始めた。各社の生き残りをかけた動きに対し、消費者はどの企業を選ぶのか。市場の動向に注目が集まる。
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