住みたい街(自治体)1位は、住みここちでも1位だった京都市中京区となった。理由として、交通アクセスの良さや便利な点が挙げられた。
2位は京都市北区で、鹿苑寺(金閣寺)や大徳寺、左京区にある下鴨神社と並ぶ上賀茂神社といった寺社があり治安が良いことが挙げられた。南部の市街地周辺では西陣織が作られ、全国規模の伝統品として人気がある。
3位は京都市左京区で、住みここちでも挙げられた京都人として誇りを持てる環境と治安の良さが理由として多く聞かれた。
20年度調査は1回目の緊急事態宣言が発出する直前の3月中旬から4月上旬にかけて実施されている。コロナ禍での外出自粛やテレワーク化が進み、人々の価値観や関心が大きく変化した。東京の地価も8年ぶりに下落し、人々の住みよい街の定義も変わりつつある。今後新しい生活様式が提唱される中で、人々が望む生活はどう変化していくのか、注視される。
調査は19〜20年度で、京都府に居住する累計9027人の回答を「住みここち」として集計。また、20年度で累計4527人の回答を「住みたい街」として集計した。
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