マッチングアプリ「Tinder」は6月1日、新体験型コンテンツ「Vibes(バイブス)」の提供を開始すると発表した。6月4日から4週連続で、毎週金曜日に48時間限定で実施。同じ「バイブス(相手に対して直感的に感じるフィーリング)」の人との新たな出会いや会話のきっかけを提供して顧客満足度を高めることが狙い。
Tinderは、収益の95%がユーザーからの課金システムによって成り立っている。今回の新機能である「Vibes」は、スワイプ機能を利用した体験型コンテンツ「SWIPE NIGHT(スワイプナイト)」と、Tinderユーザーのアクティビティーが活発になったことを知らせる「マッチタイム」の要素を組み合わせたアプリ内の機能だ。
ユーザーは簡単な性格診断やポップカルチャーの好みなど一連の質問に答えると、自分が選択した答えがプロフィールに72時間限定で表示される。またVibesに参加しているユーザー同士がマッチすると、チャット内でより詳細な情報を見ることができる。
3月のテストローンチ期間のアクティビティーを集計した結果、多くのユーザーが一度きりの参加ではなく期間中に複数回参加していた。また、コンテンツを通じてユーザーがTinder内に同時に集まることでマッチ数に好影響を及ぼすことが分かった。時間を限定したほうがマッチ数が増える傾向にあることから、Vibesの各イベントをあえて48時間に限定した。
昨年の傾向を見ると、1990年後半から2012年ころに生まれたZ世代は自分にとって大切なことをアピールするために、Tinderのプロフィールをこれまでの3倍以上の頻度で更新するなどして、自分と気の合う人を見つけてきたという。同社はTinderのユーザーがアプリ上で自分の個性をより多く発揮できるようなコンテンツを提供することで、恋愛の相手やビジネスパートナーを見つける機会を提供。ユーザーの満足度を高めることでマッチングアプリとして更なる存在感を発揮しようとしている。
「Vibes」は、スワイプ機能を利用した体験型コンテンツ「SWIPE NIGHT(スワイプナイト)」と、Tinderユーザーのアクティビティーが活発になったことを知らせる「マッチタイム」の要素を組み合わせたアプリ内の機能
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