JR東日本、新幹線グランクラスの軽食を東京駅で限定発売 狙いは?

» 2021年07月13日 12時53分 公開

 JR東日本と、弁当の製造と販売を手掛ける日本ばし大増(東京都荒川区)は、東北・北海道新幹線と北陸新幹線のグランクラスで提供する軽食メニューを、東京駅構内「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で限定販売する。多くのお客から好評を得ているグランスクラスの軽食メニューをテークアウトで提供することによって売り上げの拡大を狙う。

新幹線のグランクラスで提供する軽食メニューを、東京駅構内で限定販売(以下リリースより)

 発売する軽食メニューは2種類。「東北・北海道新幹線グランクラス軽食(東北・北海道方面行き)」は7月8日〜14日、「北陸新幹線グランクラス軽食(北陸方面行き)」は7月15日〜21日に1日50個限定で販売する。東京駅改札内中央通路の「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で販売し、価格は各1000円とした。

 メニューは東京・広尾の懐石料理店「分とく山」の野崎洋光氏が監修している。夏の献立として、沿線地域の夏の食材を取り入れた。「東北・北海道新幹線グランクラス軽食(東北・北海道方面行き)」は、奥州ちらしずしにごま豆腐炒り米揚、里芋夏衣揚げ煮赤パプリカなど、「北陸新幹線グランクラス軽食(北陸方面行き)」は鰻ちらしずしに里芋含め煮、鶏つくねなどを提供する。

東北・北海道新幹線 グランクラス軽食(東北・北海道方面行き)
北陸新幹線 グランクラス軽食(北陸方面行き)

 グランクラスの軽食サービスは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止していたが、7月12日から全線で再開した。

分とく山の野崎洋光氏

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.