雑談の効果をたずねる質問では、過半数以上が「雑談が有益なものだ」と考えていることが分かった。「職場メンバーと雑談することで業務の生産性や創造性を高める」と回答した人が全体の6割超、「雑談が職場の人間関係を深める」と回答した人が全体の7割超となった。
「雑談はあなた自身にとってプラスだと感じるか」という質問では、全体の約8割が「プラスである」、または「ややプラスである」と回答。テレワークを行っている人は、86.0%が「プラスに感じる」と回答しており、「テレワークを行っていない人」(76.5%)に比べて9.5ポイント高い結果となった。
コロナ禍による「雑談機会の減少」は、テレワークを導入した企業ではよく聞かれる悩みといえる。それは、業務遂行や組織構築において「雑談」が欠かせないものだと考える人が多いからかもしれない。調査結果からは、テレワークを行っている人ほど、雑談の効果をよりポジティブに捉えている傾向がうかがえた。
本調査は21年8月13〜23日、全国の20〜69歳の正規就業者1000人に対して、インターネット上で実施された。
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