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高校生がなりたい職業TOP3 「教員」と「公務員」、残りの1つは?LINEが調査(1/2 ページ)

» 2021年10月13日 15時28分 公開

 LINEリサーチを運営するLINEは、全国の高校生を対象として、将来なりたい職業や働く企業を選ぶ際に重視しそうなことを調査した。将来なりたい職業を聞いたところ、全体のトップ3は「教師・教員・大学教授」「国家公務員・地方公務員」「看護師」だった。

全国の高校生に聞いた、「将来なりたい職業や、働く企業を選ぶ際に重視しそうなこと」(画像はイメージ)
男女別高校生のなりたい職業TOP10(出所:リリース、以下同)

 全体のランキングでは「医師」「警察官・消防官・自衛官」「保育士・幼稚園教諭」「薬剤師」など、昨年の調査と同様に国家資格が必要な職業が多く選ばれた。一方で、なりたい職業が「決まっていない・分からない」と回答した高校生も、全体で約18%いた。

 男女別では、女子高生の1位は「看護師」(6.8%)、次いで2位は「教師・教員・大学教授」(4.9%)、3位は「国家公務員・地方公務員」(4.6%)だった。「看護師」は昨年に続き今年も1位に選ばれた。

 男子高生の1位は「教師・教員・大学教授」(8.1%)、2位は「国家公務員・地方公務員」(7.7%)、3位は「システムエンジニア・プログラマー」(6.2%)だった。「ゲーム業界の仕事(ゲームデザイナー、ゲームクリエイターなど)」も5位に入った。

20年の男女別高校生のなりたい職業TOP10

 次に、「将来働く会社、企業選びで特に重視しそうなこと」を聞いた。全体トップ2は「給料、ボーナスなどの待遇がいい」と「人間関係、職場の雰囲気がいい」で、どちらも4割超という結果に。女子高生の1位は「人間関係、職場の雰囲気がいい」(54.1%)で、職場の人間関係や雰囲気を気にする女子高生が多いことが分かった。

 男子高生の1位は、「給料、ボーナスなどの待遇がいい」で42.0%、2位は「仕事の内容が、自分のやりたいこと、得意なことである」で38.5%だった。上位は女子高生ともに似たような傾向が見られた。

 学年別では、「福利厚生や社員へのサポート体制が充実している」の割合が、学年が上がるにつれて高くなった。

将来働く会社、企業選びで特に重視しそうなことは?
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