転職サイト「女の転職type」を運営するキャリアデザインセンター(東京都港区)は、女性を対象に「資格」に関する調査を実施した。今後取りたい資格を聞いたところ、1位は「日商簿記検定」(22.8%)だった。
次いで2位は「TOEIC/TOEFL」(21.1%)、3位は「ファイナンシャルプランナー」(18.4%)、4位は「MOS」(14.8%)、5位は「ITパスポート」(12.8%)であった。
新型コロナウイルスの拡大が資格取得の意向度に影響したかを尋ねたところ、最も多かったのは「やや影響した」で42.4%だった。「大きく影響した」の19.3%も合わせると、約6割の女性が影響を受けたことが分かった。
次に、資格を取って実現したいことを聞いた。最も多かったのは「手に職をつける」で52.2%、次いで「長く働き続ける」が43.4%、「仕事の専門性を高める」が41.0%だった。「在宅で仕事をする」と31.4%の女性が回答したことから、同社は「長引くコロナ禍で先行き不安を感じた人が、資格を取得することで不安を解消したり、キャリアの備えをしようとしたりしていることが分かる」と指摘する。
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