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収入が減少する「週休3日制」は導入したい? 働く人に調査800人に聞いた(2/2 ページ)

» 2022年02月15日 12時34分 公開
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仕事の満足度と週休の関連性

 仕事の満足度と週休の関連性について聞いたところ、週休が多い人ほど仕事満足度が高い傾向にあることが分かった。また、「給料は高いが休みは少ない」「給料は少ないが休みが多い」のどちらがよいか聞くと、休み重視の回答をした人が49.9%で、給与重視が50.1%という結果に。20〜30代では「休み」、40〜50代では「給料」を重視する割合が高くなった。同社は「若手社員のエンゲージメント向上において『休み』は大切な要素であることが分かった」とコメントした。

今の仕事の満足度と週休の関連性
給料と休み、選ぶとしたらどちらがいいか

 マイナビ転職の荻田泰夫編集長は、「『週休3日制』に対し、働き手からは収入減少への危機感が顕著にうかがえる結果となった。一方で、休みの多さと仕事満足度や生活満足度はある程度比例するという一面も明らかになった。人材を定着させるという観点では、社員のライフステージやモチベーションに合わせて週休日数を選択できるようにするのも一つの方法かもしれない。また、人手不足で導入は難しいという声も一定数あがったことから、導入する際には業務の効率化や自動化、社員間で不公平感が生じないようにする配慮なども検討する必要がありそうだ」とコメントした。

 今回の調査は、20〜50代の正社員を対象に、インターネットで行った。期間は21年12月24〜27日、有効回答数は800人(20〜50代で各200人)。

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