西九州新幹線「かもめ」と在来線特急「リレーかもめ」は、武雄温泉駅で乗り換える。同じホームで対面乗り換えできるように配慮された。JR九州が発表した時刻表を見ると、乗継ぎ列車はすべて対面乗り換えが可能だ。欠番となっている列車たちを運行する場合はどうなるか。
もし「かもめ7号」が運転されると、在来線には対応する「リレーかもめ7号」がない。しかし、該当する時間帯には「みどり7号」がある。この列車と接続する形で「かもめ7号」が走ると思われる。ほかの時間帯を見ると「かもめ○号」の欠番に連絡できそうな「みどり○号」がある。列車ダイヤを見ると分かりやすい。
在来線の博多〜武雄温泉間を見ると、「リレーかもめ○号」と「みどり○号」で「○号」の部分が通し番号になっている。現在は「かもめ1号」「みどり1号」が別にあるけれど、西九州新幹線開業以降は通し番号に変えた。「リレーへかもめ1号」「リレーへかもめ3号」「リレーへかもめ5号」「みどり7号」「リレーへかもめ9号」「みどり11号」という具合だ。「かもめ」に接続する「リレーかもめ」の数が少ない。その隙間を「みどり」が補う時間帯がある。時刻表では「みどり○号(リレーかもめ)」と表記している。ここに運行計画の苦心が見てとれる。
基本方針として、現在の「(在来線)かもめ」と新幹線「かもめ」の運行本数は44本で同じとする。博多〜佐世保間の「みどり」も22本を維持する。「みどり」と連結する「ハウステンボス」も10本を維持する。
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