こうした中、注目が集まるのが、昨季まで放映権を保持していた競合サービス「DAZN」(ダゾーン)の動向だ。
EPLの日本国内での配信は、スポーツ専門チャンネル「J SPORTS」が1997-98シーズンから約20年間手掛けていたが、2018-19シーズンを最後に終了。同社はEPLの放映終了に際し「長きにわたり視聴・支援いただいたことにお礼を申し上げる」とユーザーにコメントした。その後、DAZNが2019-20シーズンから2021-22シーズンまでの日本における独占放映権を獲得し、現在に至る。
昨季も冨安選手や南野拓実選手(当時リヴァプール所属)の出場試合を中心に全試合生配信しており、DAZNが1月に発表した「ライブコンテンツ視聴ランキング2021」によると、視聴者数トップ10のうち、3コンテンツがEPLの試合だったため、DAZNにとってEPLは目玉コンテンツの一つだ。
ABEMAの発表を受け、運営元のDAZN Japan Investment(東京都港区)も7月21日、声明を発表。「来シーズン以降のEPL放映権獲得に向けて関係各所と交渉を続けてきたが、残念ながら現時点では来シーズンにおいての権利獲得に至っていない」とし、現時点で放映権を保有していないことを明らかにした。
ただ、同社は「今後もファンの皆様にプレミアムなスポーツコンテンツをお届けできるよう引き続き尽力する」と、新シーズン開幕まで放映権獲得に向けた交渉継続を強調しているほか、EPLの解説番組「PREMIER LEAGUE FREAKS」も存続させる方針だ。
EPLのリーグ戦はDAZNで視聴できないものの「コミュニティ・シールド」などのプレシーズンマッチや、国内カップ戦「FA杯」は新シーズンも視聴可能。DAZN側は「明治安田生命Jリーグ、AFCチャンピオンズリーグなどを含むAFC14大会、セリエA、ラ・リーガ、ベルギーリーグ、各国のカップ戦に加えて、『Yabecchi Stadium』『内田篤人のFOOTBALL TIME』『PREMIER LEAGUE FREAKS』『SERIE A FREAKS』『 LA LIGA FREAKS』などの豊富なオリジナルコンテンツをDAZNで楽しんでほしい」としている。
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