消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
映像配信サービスの「dTV」が2022年の上半期視聴ランキングを発表し、1位にテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』が選ばれた。2位は『SPY×FAMILY』(TVアニメ)、3位は『ハニーレモンソーダ』(邦画)だった。
22年1〜6月上半期の半年間で最も多くの人が視聴した作品は、テレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』だった。無限列車での任務を終えた炭治郎たちの次なる任務を描いた遊郭編が2位以下に大差をつけた。
2位にランクインした『SPY×FAMILY』はホームコメディアニメ。赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘する内容で人気が高まっている。10月からは第2クールの放送が始まる予定だ。
3位は人気少女コミックを実写映画化した『ハニーレモンソーダ』だった。現在人気のあるアイドルグループ「Snow Man」のラウールさんの映画単独初主演作としてdTVで現在、独占配信中。アニメ作品のランクインが多い中、邦画として唯一ランクインした。
トップ10にはその他、『呪術廻戦』『名探偵コナン』『極主夫道』『キングダム 第4シリーズ』『進撃の巨人 The Final Season』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』『liar』がランクインした。総合ランキング11〜30位や分野別ランキング(「音楽」「アニメ」など)は公式Webサイトで公開している。
21年は『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』の人気が目立っていたが、22年に入り『SPY×FAMILY』の人気が急速に伸びている。SPY×FAMILYのキャラクターがTikTokでも注目されるなど広い媒体での認知度も上がっており、下半期のランキングが注視される。
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