消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日本トレンドリサーチを運営するNEXER(東京都豊島区)は、土地活用(東京都港区)と共同で、全国の男女を対象に「所有空き地の土地活用」について調査を行った。「空き地を所有している」と回答した人に、活用状況を聞いたところ、「利用していない」が44.4%を占めた。これに対し、「畑・菜園等で利用している」が24.8%、「駐車場として利用している」が21.6%、「物置や倉庫として利用している」が9.2%だった。
「利用していない」と回答した人に、どのような理由で「空き地のまま」になっているのか尋ねた。最も多かったのは「相続し、そのままになっている」で65.4%、次いで「建っていた建物を取り壊し、そのままになっている」が18.3%、「住宅を建築する予定だが、まだ建築していない」が14.7%だった。相続したものの特に手は付けられていないという人が多いことがうかがえた。
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